有機溶媒精製装置Analysis, general-purpose machinery

有機溶剤精製装置 Glass contour
								精製された有機溶剤を、従来の方法よりも安全に得る事ができる無水溶剤製造システムです。

本商品は2005年にノーベル賞を受賞したGrubbs博士の文献「Safe and Convenient Procedure for Solvent Purification」の原理に基づいて設計され、Grubbs博士の指導を得て完成した熱源を使用しない優れた精製システムです。

ドラフトチャンバーへの組み込みから架台による設置まで研究室の環境に合わせたカスタマイズに対応しています。
弊社はGlassContour社から技術継承を受け、2005年10月よりシステムの生産を大阪市内の工場でスタートしました。カラムの交換からメンテナンスまで、安心してご利用いただけるサービスを提供しています。

安全性

加熱を必要とするガラスの蒸留法による精製でなく、精製された溶剤を受けるフラスコ以外はすべてステンレスの配管で密閉されたシステムです。

精度・利便性

本装置は熱源を使用しないため、必要な時に必要量の脱水・脱酸素の有機溶剤を安全に精製することが可能です。

精製能力

カラムは400リットルの精製能力があります。(試薬はACSグレード以上の試薬を使用します)
また、ニトロメタン以外のすべての有機溶媒に使用できます。

水分量(カールフィッシャー)

試薬名
水分量
Acetonitrile
< 12ppm
Ethyl Etherunstabilized
< 2ppm
DME(Dimethyl Ether)
< 1ppm
THF-unstabilized
< 5ppm
Toluene
< 1ppm
Hexane
< 1ppm
Methanol
< 26ppm
Dichloromethane
< 1ppm
Methylane chloride
< 1ppm

※測定結果は作業環境や測定条件により影響を受けることがあります。

有機反応の多くは、反応基質に対して大量の溶媒中で行われます。しかし、溶媒中の不純物は、たとえ低濃度であっても総量として多量で反応に悪影響を与える場合が多く、特にGrignard反応では溶媒中の水や酸素が影響し反応自体を阻害してしまいます。
このように空気や湿気に対して繊細な反応を起こす有機合成に利用する高純度な有機溶剤を得るための安全な精製方法として、GlassContour社の有機合成用有機溶剤精製装置は、米国をはじめとし、世界各国の製薬・化学・バイオテクノロジー分野における400以上の研究室で稼動しております。

システムフロー

① 溶剤タンクに不活性ガスを導入します。
② 溶剤タンクが加圧され有機溶剤がカラムへ上昇します。
③ アルミナカラムでは水や有機不純物の除去を行います。
④ 銅触媒カラムを溶剤が通り溶剤中の酸素を除去します。
⑤ バルブコントローラーを操作することで精製した試薬を窒素ガス雰囲気下で得ることができます。

Ultimate Solvent System
Ultimate Solvent System

2本のカラムの組み合わせで溶剤を精製します。溶剤システムは1溶剤システムから対応できます。精製する溶剤の種類に合わせてシステムを増設することも可能です。

市販無水溶剤接続例
市販無水溶剤接続例

市販の無水溶剤タンクに接続することも可能です。

価格

本体価格(税抜) 1溶剤あたり ¥2,100,000~(設置費用別途)